こんにちは池袋スタジオの大塚です!
今日は、私が新人の頃に出会った、スヴェンソン大好きなSさんというお客様のお話しをしていきたいと思います。
前にもお話ししましたが、私はずっと美容室でしか働いた事が無かったので、スヴェンソンに入って初めてウィッグ業界を知りました。
なぜかつらを着けたいのか?
なぜ編み込みをしたいのか?
など、いまいちお客様の気持ちが分かりきれていませんでした。
そんな時に出会ったのがスヴェンソン大好きなSさんです!
初めは、有名他社製品との出会い。
Sさんは、自分の髪が薄くなってきたのが気になり初め、スヴェンソンを知らなかったので某有名企業へ行ったそうです。
そこの製品は髪型が決まっていて、黒髪で七三分けのスタイルしか無かったそうです。
髪型に納得はいかなかったそうですが、薄い髪を隠したくて、仕方なく着けていたと言っていました。
スヴェンソンを茶化しに来店
何かでスヴェンソンの存在を知り、ちょっと無理を言って茶化してやろう!と思い来店したそうです。
営業の人に
「どんな髪型にしたいですか?希望があったら言って下さい。」
と言われて、Sさんは、
「金髪でロン毛にしたいです!」
と言いながら、心の中では、どうせ出来ないんだろう。と思っていたそうです。
なのに返ってきた言葉を聞いてびっくり!
「金髪でロン毛ですね。製品を用意するのに少しお時間がかかりますが、ご用意出来ますよ。」
嘘でしょう???
かつらなんて七三、黒髪しか出来ないんじゃないの?
と頭の中でぐるぐるしたようですが、本当に出来るんだ!スヴェンソンなら自分のしたい髪型にしてくれるかも‼
と期待が高まり、本当にやりたかった髪型を相談することに…
あの偉人に憧れて
「実は~、ある偉人に憧れていまして、後ろで一本に結びたいんです。髪は地毛の色に合わせてもらえば良いんです。金髪って言ったのは無理って言われると思ってわざと言ったんです。」
と正直に言ったそうです(笑)
私が会った時も無造作に一本に結ぶスタイルにしていました。
Sさんは、セットの時に嬉しそうに私に言いました。
「無造作に一本で結ぶのが憧れだったんだよね~。」
Sさんの心から嬉しそうな笑顔が未だに忘れられません。
編み込みをすることによる喜び
Sさんは、スヴェンソンに来て初めて編み込みを体験し、朝起きて鏡を見てびっくりしたと言っていました。
何だと思いますか?(笑)
私も聞いてびっくりしたのですが、正解は寝癖なんです(笑)
「スヴェンソンでかつらを着けてもらって、朝起きたら寝癖がついていたんですよ!!
今まで金具で着けていたから寝る時は、外さないといけなかったし、元々寝癖がつくほどの髪も無かったから、寝癖がついているのを見たとき感動したんです!!」
髪が薄くなった事も無い私には寝癖なんて面倒なものでしかないと思っていたのに…
うちに来てくれるお客様のほとんどが編み込みを希望されます。
その理由は、地毛のように外す事無く生活をしたい!
地毛だと思っていたい!!
という気持ちだったのです。
まとめ
私はSさんに出会えて、美容室の仕事よりも人助けのお手伝いが出来てる気がして嬉しくなりました。
美容室の仕事も大好きだったのですが、私の代わりなんていくらでも居るような気がし始めていた頃に辞めたので、Sさんに会ったお陰でスヴェンソンで薄毛に悩んでいる方のお手伝いが出来て、お客様が喜んでくれるなら、なんてやりがいのある仕事だろうと思いました。
悩んでいる方のお手伝いをしてみたいと思いませんか?
悩んで暗い顔のお客様を笑顔にしてあげたいと思いませんか?
美容室でのお仕事から少し離れてみたい。
でも、お客様を自分のカットの技術で喜ばせたい!!
と思ったことが少しでもあったらまずは年収診断から初めて見てませんか?