公開日: 2020年6月5日 - 最終更新日:2023年8月17日

スヴェンソンの段階チェック(研修制度)

山﨑真典
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こんにちは!

上野スタジオの山﨑です。

 

今回はスヴェンソンの段階チェックについてお話ししていきたいと思います。

 

段階チェック前半

今までも他の方達が段階チェックについては触れてきましたが、より詳しくお話ししていきます。

 

段階チェックは全部で10段階あります。

最初の1~4段階では製品(ウィッグのことです)の扱い方から学んでいきます。

洗い方や染め方、製品によってはお店で補修したりする場合もあるのでその方法を教わります。

製品は非常に繊細な物です。そして何より高価!(笑)

テキトーに扱うことは絶対にできません。

ですので洗い方一つとってもしっかり教えていきます!

製品の補修は針と糸で手縫いをすることもあれば、ミシンを使うこともあります。

私はミシンがすごく苦手だったので何度も練習をしました(笑)

最初の難関

5段階までくるとスヴェンソンのメイン技術、編み込みに入ってきます。

ここが最初の難関と言っても過言ではありません。(笑)

この5段階をクリアしないことには編み込みのお客様に入客することはできません。

ですので教える側の私たちも一からしっかり教えていきます。

練習時間は営業時間内に確保してくれますし、私たちもきちんと練習に付き合いますのでほったらかしにされる心配はいりませんよ!

難関とは言いましたがコツさえ覚えてしまえば誰でも覚えられる技術です。

5段階までは各店舗で技術チーフがチェックを行います。

 

段階チェック後半

6~10段階になると、より難易度も上がって実戦的なものになっていきます。

製品のカット方法やブローのやり方も学んでいきます。

製品のカットは基本的にレザーを使って行っていきます。

美容師の方はほとんど触ったことがない、という人も多くいますよね?

私もスヴェンソンに入社して初めてレザーカットを覚えました(笑)

そんな人にもしっかり丁寧に教えてくれるのですぐに扱えるようになりますよ!

 

その他に、製品の型取りや新規のお客様対応をロールプレイング形式で行うチェックもあり、ここが最後の難関になります。

 

お客様の製品は基本的に一つ一つオーダーメイドになります。

頭の形や大きさはお客様一人一人全く違いますし、毛量や白髪の有無など細かい部分までしっかり聞き取ることが必要なので知識はもちろん、お客様が話をしやすい空気をいかに作るかも試験ではチェックされます。

型取りも製品の種類によって変える部分があるのでなかなか覚えるのが大変です(笑)

 

最後に

段階チェックは1年以内に全て合格できるようにスケジュールを組みます。

段階チェックの後半戦になると覚えることがかなり増えてくるので前半でどれだけ早く合格をもらって後半に時間を費やせるかが重要になってくると思います。

文章で書いてあると、こんな量の技術と知識を1年で!?

と思う方もいらっしゃると思います。(笑)

正直大変な部分はありますが決して無理なことではないですよ!

むしろ1年で美容師で言う下積みの期間が終われると思えれば良くないですか??

 

早く技術を覚えて早く一人前の技術者になりたいと考えている方がいらっしゃれば是非ご連絡ください!

もちろんアシスタント経験しかない方も大歓迎ですよ!

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山﨑真典

渋谷スタジオ サブチーフ株式会社スヴェンソン
スヴェンソン渋谷スタジオ技術者 二十歳で美容専門学校を卒業後、埼玉県の美容室に勤務。 約7年勤めた美容室を辞め、全く違う業種の仕事を始めたがやはり美容の技術を活かせる仕事に就きたいと思いスヴェンソンに入社。 転職を考えてる美容師の方々のひとつのきっかけを作れるような情報を発信していきたいと思います。
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